@こんにちはともぞーです。
今回はせどりにおけるロングテール商品の仕入れについて書いていきたいと思います。
ロングテール商品とは
ロングテールとは恐竜の長いしっぽのことをたとえてロングテールといいます。
このロングテールとは2つの意味があって、長く売れる商品のことを指す場合と売れるまでの期間が長い商品のことを指す場合があります。
せどりにおけるロングテールとは売れるのに長い期間がかかる商品のことを言います。
どれくらいがロングテール?
どれくらいの期間で売れるものをロングテールというかは人の基準によって大きく変わってくると思いますが、私の場合は見込みで1か月で売切れないだろうというものはロングテールだと思って行うようにしています。
せどりの基本はクレジット決済で支払いを遅らせた上でその資金を回収してどんどん資金を増やしていくことだと思うので、クレジットの支払いに間に合わない可能性がある商品はロングテールとして扱っています。
ここは人の資金の余裕具合によってだいぶ変わってくる部分ですので、自分なりの基準をしっかり作るようにしましょう。
ロングテール商品のメリット
ロングテール商品ですが、仕入れる際にはかなり注意が必要ですがメリットも大きいのでバランスを見て仕入れに取り組む必要があります。ここではロングテール商品のメリットについて書いていきます。
利益率(額)が高い
ロングテール商品を仕入れる際には、薄利のロングテール商品は絶対に仕入れてはなりません。資金を圧迫する割に薄利では話になりません。
そのため当たり前ですが、ロングテール商品は利益額が大きい商品が結構あります。半年に1回しか売れないけど利益額は5000円以上とか。こういった商品は利益率とのバランスを見て仕入れる必要がありますが、うまく仕入れられれば利益を一気に増幅できる場合があります。
ロングテールばかりの仕入れだと資金が厳しくなりますが、仕入れ値が安い場合や利益額が非常に高い場合にはロングテール商品を仕入れることで利益額を最大化することができます。
仕入れ対象が多い
ロングテール商品はライバルも少なく、高回転高利益の商品と比べて仕入れ対象が見つかりやすいです。
特に電脳せどりでは顕著ですね。
メルカリなどではロングテール商品は売れずに残ってる場合も多々あるのでそこをうまく拾えれば利益商品を独占することもできます。
ロングテール商品のデメリット
ロングテール商品はうまく使えれば利益をかなり出すことは可能ですが当然デメリットも大きいの注意が必要です。ここではデメリット、注意点について書いていきます。
資金を圧迫する
せどりの基本は仕入れた商品をすぐに売って、売ったお金でまた仕入れてという感じでどんどん商品を回転させて稼いでいくのが王道です。すぐに売れないと資金を圧迫してしまって黒字倒産してしまう危険性があるので、高回転商品を扱っていくのが基本です。
ロングテール商品というのはそのせどりの基本とは真逆に近いことを行うわけですから、取り扱いにはよく注意する必要があります。いくら利益が出る商品でも売れるのに半年かかるようであれば資金とのバランスを見て仕入れしないと黒字倒産してしまうリスクがあります。
FBA保管手数料がかかるもしくは自宅のスペースを圧迫する
ロングテール商品ということで売れるまでに時間がかかる商品はFBAで発送した場合にはFBAの保管手数料が長期間かかることになります。FBA長期保管手数料は2019年2月に改訂され、1年に1度に戻るみたいなので、ロングテール商品を扱う方にとっては有利な改定ですが、それでも保管手数料は月額でかかってくるので馬鹿にできません。
長期保有なら自己発送という選択肢もありです。その分月額手数料がかからないのがメリットです。しかし長期保有を自宅でするということはその分だけ自宅のスペースを圧迫することになるので自宅のスペースと相談する必要があります。
個人的には古本なら自己発送、それ以外ならFBAでロングテール商品を扱っていますが、FBAの保管手数料は値下げになるとはいえそこそこかかるので結構な痛手です。
ロングテール商品は資金に余裕がある場合のみ取り扱う
ここまでロングテールのメリット、デメリットを書いてきました。
メリットも大きいですが、デメリットが強烈なのでロングテール商品の取り扱いには十分に注意して取り扱う必要があります。基本的にはロングテール商品を扱う場合にはその資金がなくても別に問題ない場合にのみ取り扱うべきです。
つまり、資金に相当余裕があるか、もしくは仕入れ値が非常に低くて資金拘束されても問題ない程度の資金の場合にのみ取り扱うことをおすすめします。
決して薄利のロングテール商品は仕入れてはなりません。薄利で資金拘束されてしまうのは最悪なので、そういった仕入れだけはしないようにしましょう。
まとめ
ロングテール商品はうまく使えば利益が非常に大きい商品も多いです。
特に古本せどりだとよくあるのが3か月に1回しか売れないけど、利益額は数千円というものが多いです。私は古本だったらほとんどロングテール拾うようにしていますが、資金に余裕がない場合は利益額と相談して仕入れるかどうかは判断すべきです。
せどりにおける基本はやはり利益率や利益額よりも回転性が最も大切なので、その回転性が低い商品を扱うからにはそれなりの利益額、利益率がなければ取り扱わないようにした方が無難です。
今回は以上になります。