こんにちはともぞーです。
せどりで稼げるようになる目的の1つに脱サラしたい、独立したいという希望を持ってせどりを始める人も一定数いると思います。
しかし、せどりで脱サラをするというのは並大抵のことではありません。
今回はせどりで脱サラをするのは相当難しいということを私は考えているのでその理由について書いていきたいと思います。
せどりで脱サラは難しいと考える理由
先に実績を見せておくと私個人としては1月に粗利で40万を超えていて、完全に本業の給料を超える収益を出すことが出来ました。
しかしこれで独立しようとは一切思っていません。
せどりは副業としての収入としては非常に優れていると思いますが、独立となると話は別です。せどりだけで独立するのは非常に危険性があると思う3つの理由があります。
せどりは労働集約型
せどりというビジネスは突き詰めれば労働集約型のビジネスモデルです。
どんな初心者でも100時間死ぬ気でやれば月収10万円くらいなら達成できる再現性の高いビジネスです。
しかし突き詰めればどんな上級者でも労働時間10時間で月収30万とかは難しいビジネスモデルです。
結局のところせどりはバイトするよりは高単価で稼げる時給制のバイトみたいなところがあります。
つまりせどりで独立した場合に万が一仕入れに時間がさけないようなことが起きると月収がガタ落ちする危険性があります。
例えば交通事故にあって仕入れが一切できなくなるとか、病気になってしまって仕入れが一切できなくなるとかの場合ですね。この点が会社員の場合には休暇をとっても給料が保証されているので安全ですね。
突き詰めれば完全に労働報酬型のビジネスモデルですので、せどりだけに依存して生活をするというのは危険なのかなというのが今の私の考えです。
もちろん社員を雇って組織化しているような上級せどらーの場合は話は別ですけどね。
せどりだけだと仕入れが安定しない可能性
せどりを副業でやっている場合には仕入れが多少できなくても、まあいいかとなりますけど、専業でやっていく場合には仕入れは命になってきます。
しかしせどりの仕入れというのは安定した仕入れが常にできるとは限りません。仕入れ先が小売店という時点で安定性とはかけ離れてる気がしますしね。
せどりで専業になるのであれば、メーカー仕入れや卸仕入れもしていかないと安定した仕入れができないので危険なのかなという気はします。
この話ももちろん上級せどらーの場合だと仕入れられすぎて困っているという人もいるでしょうから、上級せどらーは話は別ですが(笑)
せどりはAmazonというプラットフォームに依存している
最大の理由はこれですね。
せどりをするのにあたってYahoo!ショッピングや楽天に進出してるせどらーもいますけど、大多数のせどらーはAmazonのFBAを利用していると思います。
このAmazonですが、ちょっとしたことでアカウント停止、閉鎖することがあります。
Amazonというプラットフォームに依存して物販を行っているので、Amazonアカウントの停止や閉鎖は死につながります。
副業の場合だとそれでやめればいいのですが、専業の場合だとそのまま生活できなくなる可能性があります。
これが一番怖いリスクですね。
Amazon物販以外に力入れている上級せどらーはリスク分散もしっかり行っている人も多いでしょうけどね。
せどりで独立するには
じゃあせどりで独立するのは無理なのか?って話ですが、そんなこともありません。
私自身は現在独立するというつもりはまったくありませんが、将来的にはどうなるか分かりません。
独立するにはどうしたらいいのかということですが「複数のキャッシュポイントを持つ」ということに尽きるかと思います。
今の私が思いつく限りで独立するために考えられることを書いておきます。
組織化(法人化)する
まず純粋にせどりだけで稼いでいくのは、リスクが高いのは先ほども言った通りですが、法人化してせどりだけではなく物販という形で独立するという手はあります。
組織化、法人化をすることでメーカー仕入れや卸仕入れもできるようになれば仕入れは安定しますし、組織化できれば自分が動けなくなっても収益は発生し続けるという状態を作れれば独立する価値はあるかもしれません。
当然せどりだけでも相当な収益を得ないとできないことですし、物販は資金も必要になるのでハードルは高いですが、実現できれば安定した収益を作れると思います。
ちなみに現状では私は物販で規模を大きくして稼いでいこうという気はほとんどありません。
せどりでゆるく月収10万~20万を手間をかけずに稼げたらいいなというくらいでやっていくつもりです。
情報発信で稼ぐ
せどりビジネスでの王道的な手法ですね。
せどりで稼いだ実績を元にコンサル、塾などを開いてせどりを教えることで稼ぐ方法です。
この手法のいいところは利益率が凄まじく高いということですね。せどりの場合だと利益率30パーセントあれば高い方ですが、情報発信ビジネスの場合だと経費がほとんどかからないので売り上げがそのまま利益になるというところですね。
情報発信で稼げるようになると仮にAmazonアカウントが閉鎖されても情報発信自体は継続できますので、リスクヘッジをすることが可能になります。
ちなみに現状では私は情報発信で稼げるようになった場合でも独立は一切考えていません。その理由としてはせどり+せどりの情報発信で稼げるようになっても、結局はせどりというビジネスモデルに依存した稼ぎ方になるからということです。
アフィリエイトで稼ぐ
せどりとよく比較されるアフィリエイトですが、これも併せて取り組むことで、キャッシュポイントを分散することができます。
アフィリエイトも究極の話グーグルというプラットフォーム依存型なので、リスクは高いですが、せどり+アフィリエイト+情報発信と3本柱が出来ると非常に安心感は増しますよね。
アフィリエイトもどんどん企業が参戦してきているので、個人で稼ぐのは難しくなってきたと言われていますが、今後も個人でも稼げる状態は続くと私は思っています。
アフィリエイトで稼げるようになり、かつ情報発信も形になってきたら独立は少しは考えるかもしれません。しかし現状では独立するメリットよりデメリットの方が大きいかなと私自身は思っているので恐らく独立はしませんが(笑)
他のビジネスも行う
すいませんかなりざっくりとした形ですが、せどり以外のビジネスも併せて行うことでリスクヘッジをすることで独立することも可能なんじゃないかなと思います。
アフィリエイトだけじゃなくて他にも稼ぐ方法はいろいろなものがあるので、リアルビジネスやったり、買取やったり、いろいろな可能性はありますよね。
せどりで稼いだお金で他のビジネスを回せるようになるならば独立するのも一つの手ではあるとは思います。
まとめ
せどりだけで独立するのは危険ですので、出来ればやめた方がいいと思います。まあ私が保守的すぎる考え方だからかもしれませんが、収入源は2つ、理想を言えば3つくらいあると安心ですね。
せどりで独立したい場合には将来的には組織化、法人化を視野に入れて中国輸入やメーカー仕入れなども行うのであれば独立する価値はあると思います。
しかし純粋なせどりだけで独立するのは色々な意味で危険だと私は思うので、可能であればキャッシュポイント増やしてから独立をした方がいいと思います。
もちろん今の仕事が超ブラックなら、せどりだけで独立しても何とかなるとは思いますので、そこらへんは自己判断でお願いします。(笑)