こんにちはともぞーです。
今回はせどりにおける新品せどりについてメリットデメリットを伝えていこうと思います。
ただ新品オンリーとか中古専門とかにするよりはどちらのメリットデメリットを両方理解した上でどちらも取り組んでいくのがいいと思います。
新品せどりのメリット
中古専門でやってる人だと感動するくらい新品せどりは楽なのが最大のメリットですね。
私は中古オンリーでほぼやっていて途中から新品も混ぜるようにしましたがとにかく新品は楽です。
新品は検品する必要がなくて楽すぎる
新品なんで当たり前ですけど、検品が必要ありません。
中古ばかり扱ってると検品が当たり前に感じますけど、新品だとせいぜい箱が汚れていないか確認する程度です。
商品に傷はないか、付属品は揃っているかなどを確認する必要が全くありません。
検品は大きな時間がかかるものなので、それが新品だとしなくていいのでスピード的にもかなりのメリットです。
クレームがなくて楽
中古商品ばかり扱っていると、件数は多くはありませんが一部クレームが来ることはあります。
「状態説明が違った」、「商品が動かない」とかいうのは結構あるクレームですよね。状態説明に関するクレームは本当に難しいですよね。
どれだけ丁寧に説明して画像を載せても来るときは来ますので、割り切るしかありません。
それと比べると新品の場合は基本的にクレームが来ることはありません。当たり前ですよね新品ですから。それに発送もFBAに投げてしまえばクレームが来るようなことはまずありえません。なのでかなり精神的に楽ですよね。
まとめ買いがしやすい
新品商品は1個しか売っていないということは少なく、利益商品を見つけたら複数個置いてあることが多いです。
これは店舗せどりでも電脳せどりでも同じで複数個仕入れられる可能性が高いので1つの利益は薄利でもまとめ買いすることでそれなりの利益を積むことが可能になります。
また1つの店舗では1個しか売ってなくてもチェーン店であれば、他の店舗に同じ価格で同じ商品が置いてある可能性があるので、利益を増幅させることもできたりします。
カート取得すれば回転がよい
新品商品は中古商品と比べて売れ行きがかなり良いです。
これはどのジャンルでもそうですが、中古を買うっていう意識がまったくない層は結構いるので、中古と比べて価格差がそれなりにあっても新品のほうが早く売れていくことが多いです。
特に美顔器などの美容家電は中古の売れ行きは悪く、新品だとガンガン回転する商品ってのも多くあります。
新品せどりのデメリット
新品せどりは上で挙げたように中古と比べて楽で回転が早いので、新品だけで稼げればそれに越したことはありませんね。
ただ、一方で新品せどりにも新品せどりのデメリットはありますので今度はそれを挙げていきます。
価格競争が生まれやすい
新品は中古と違って誰から買っても同じです。唯一違いがあるとすれば評価が高い出品者のほうが若干売れやすいかもしれないというくらいですね。
つまり誰から買っても同じ商品が届くので、差別化できる部分は「価格」しかないわけです。そのため、価格が1円でも安い方が売れやすいので価格競争に落ちいりやすいのです。
また、特定の商品が全国一斉にセールなどが行われている場合には出品者が急増して価格が一気に落ちるということもあります。例えばAmazonのセールが行われた後の商品がこちらです。
価格が12月を境に急低下していて、出品者数が急増していることが分かります。これは全国一斉のセールが行われたので、出品者数が増えて価格競争に陥っている例ですね。このように新品商品の場合は価格でしか差別化できないので、全国一斉セールの商品をせどりすると一気に価格低下する恐れがありますので要注意が必要です。
利益率が低くなりやすい
これはあくまで中古と比べてということになりますけど、利益率が低くなりやすいのが新品の特徴です。中古だと利益率30%を超える商品は多々ありますが、新品だとそこまで利益率が高い商品というのは少ない印象です。
利益率が低い代わりに複数仕入れが可能なので、利益額が低いというわけではないです。
それなのでデメリットというほどのデメリットでもありませんが、中古と比べると1万仕入れで1万利益とかのような話は難しいと思った方がいいでしょう。
仕入れ単価が高くなりやすい
これは利益率の話と同じような話ですが、中古商品のように少ない元手で大きな利益を出すっていうのが難しくなります。
基本的に仕入れ値も中古ではなく新品なのでそれなりの資金が必要になってきます。
中古だと安いのは非常に安く仕入れできるんですけど、新品だとなかなかそうはいきません。唯一安く仕入れできるとしたらリサイクルショップでの新品未開封品での仕入れくらいですかね。
出品規制がある場合がある
中古でも出品規制はありますが、新品のみ出品規制がかかっているメーカーもあります。
例えばマイクロソフト系の商品だと中古は出品規制はかかっていませんが、新品には出品規制がかかっています。
こういったメーカーはいくつかあるので、若干面倒だったりします。
カート取得できなければ売れづらい
こちらも価格競争と同じ話ですが、カート取得できないと新品は売れづらいです。ライバルが多い場合にはそれだけ売れる機会が減ってきますので、中古と比べてライバル数は非常に重要な要素になってきます。
ライバルが大量に在庫持っている場合があるので、そういった場合には結構売れるまでの期間を要することを覚悟しとかなくてはなりません。
またカート取得条件もはっきりと明記されていませんが、出品者の販売実績、評価、在庫数が影響しているといわれています。なので新規出品者や初心者の場合はカート取るまでにかなりの時間がかかる場合があるのでそれも考慮しなくてはなりません。
新品と中古どっちがおすすめなの?
新品のメリットデメリットをそれぞれ書いていきましたが、結局のところ新品と中古ってどっちがおすすめなの?っていうことに対してですけど、答えはどっちもやるが理想的ですね。
新品だけで高利益率高回転が維持できるならそれに越したことはありませんが、新品には新品のメリットデメリットがあり、中古には中古のメリットデメリットがそれぞれあります。基本的には新品は楽ですが、利益率では中古には及ばないですし、新品の場合だと出品規制がいつかかるかも分からないというところもあるので、どちらもできるようにしておくのが理想的ですね。
初心者の場合どっちに集中してやるのがいいかと聞かれれば、中古本せどりが一番おすすめです。検品の手間はかかるにしろ、簡単ですし、家電やゲームと違って壊れるということがないので返品もほとんどなく楽です。
それでいて利益率も高いし、回転も速いので中古本せどりが一番おすすめできます。
初心者の場合だと中古本せどり、新品せどり、中古せどり(その他)の順番がおすすめですね。
今回は以上になります。